こんにちは、自衛官妻のヒナです。
ただでさえなかなか触れ合う機会のない自衛官。
そして、それ以上に触れ合う機会がないのが幹部自衛官だと思います。
幹部自衛官と聞くと少しお堅いイメージがありませんか?
そんな幹部自衛官のことを多くの方に知ってほしい!
なので今回は少し難しい話からですが、どうぞ最後まで読んでみてくださいね!
海上自衛隊の幹部自衛官について
"幹部"と聞いてもなかなかピンとこないですよね。
そこでまずは階級の説明をしなければなりません。
まず階級は「将」~「2士」まで16階級に分かれています。
ではなぜ階級があるのでしょうか?
それは序列の明確化と命令系統を明瞭化するためです。
なので階級を持たない自衛官はいません。
その中で"幹部"と呼ばれる階級は「将」~「3尉」の8階級です。
幹部自衛官は部隊を指揮する立場にあり、卓越したリーダーシップを必要とされます。
幹部自衛官になるには?
幹部自衛官になる方法は、大きく分けて2つあります。
まず1つ目の方法は防衛大学校、防衛医科大学校、航空学生、幹部候補生のいずれかとして入隊。
これらの入隊方法だと、各部隊に配属された時に「3尉」からとなります。
そして2つ目は一般曹候補生、自衛官候補生として入隊。
この場合は「2士」として各部隊に配属されます。
その後、昇級を重ねて幹部になる方法です。
ちなみに幹部自衛官は陸海空合わせても約4万人なんですよ。
自衛官の総数は約22万人。
そのうちの約4万人となるとちょっとレアキャラな感じがしますね!
幹部自衛官は転勤が多い
幹部自衛官は部隊の中の言わば「ブレーン(頭脳)」です。
緊急時に作戦を練ったり、指示を出したりと大事な役割を担っています。
幹部自衛官として、それらの任務を遂行するためにはたくさんの経験や知識が必要です。
経験や知識を増やすために、1~2年という短期間で転勤をします。
たくさんの現場を経験して、緊急時に柔軟な対応をするためです。
とはいえ、転勤が多いのは自衛官とそれについて行く家族も大変!!
転勤の前の日まで出港で家にいない!なんてよくある話。
そうなると引越しや様々な手続きも全て妻の役目なのです。
慣れない間は大変ですが、何度か繰り返すうちに必ず慣れます!
なので一生懸命に働いてくれている旦那さんのためにも、頑張ってサポートしましょう!
幹部自衛官は真面目で奥手が多い?
私の勝手な見解ですが……。
幹部自衛官の多くは真面目で奥手な方が多い気がします!
周りは男性が多く出会いがほとんどない。
でも仕事が忙しくて女性と出会う機会もない。
それに追い討ちをかけるように、出港や転勤があるのです。
なのでゆっくり愛を育んでから結婚よりも、出会ってから出来るだけ早く結婚したい!という幹部自衛官が多くいます。
とにかく最初から自分を支えてくれて、信じてついてきてくれる結婚相手を探す方が多いようです。
女性慣れしていない方も多いので、いろいろとリードしてくれる女性を好みます。
とにかく年下でも年上でも、芯の通った女性が自衛官の彼女や奥さんには多いようですよ!